(寄稿)「新しい和紙製品創造への挑戦 〜東京から五十崎へ」 五十崎社中 齋藤宏之(2.12up!)

“ジャゲナ”パリ展示会報告  五十崎社中 齋藤宏之

 内子町商工会が中心となって実施しているJAPANブランド・五十崎手漉き和紙製品「ジャゲナ」。同製品の展示会がパリで開催されましたので報告します。1月22日から24日まで凱旋門そば三越エトワールにてJAPANブランド展示会。そして25日から27日は世界最大級のインテリア国際見本市メゾン・エ・オブジェ。)既存製品であるタペストリ・ランプシェードに加えて今回は和紙壁紙もラインナップに加わり世界初お披露目となりました。同壁紙は昨年内子町に滞在したフランス人デザイナー・ガボー氏の技術指導のもと作成した製品です。会場には多くの小売店・代理店・デザイナー、マスコミの方が訪れ多くの意見を聞くことが出来ました。日本の和紙は伝統ある天然素材としてフランスでも評価が高いのに驚きました。実際、店の照明などに和紙ランプなどが多く使われています。(次号へ続く)



“ジャゲナ”パリ展示会報告(下)  五十崎社中 齋藤宏之


 その様な中、五十崎の手漉き和紙を使ったジャゲナ製品を見て「こんなデザイン、見た事が無い!」との嬉しい意見も。改善要望も多数いただき、住宅にあったサイズを多種用意する事(とにかく日本よりも家・部屋・窓が大きい!)、汚れをつきにくくする事(容易に掃除可能とする)、ランプの場合はヨーロッパ規格に合わせる事など各国の生活仕様に合わせた製品開発をしていく事が必要と痛感しました。壁紙に関しては漆塗装や透かし模様を施したものが好評でした。またデザイナーの方達には“素材”としての紙縒り和紙や透かし和紙に興味を持たれ、多種多様な製品展開の可能性も感じました。ジャゲナブランドはまだスタートラインに立ったばかりです。世界へのハードルは高く厳しいですが無限の可能性を秘めた市場であることも確かです。内子町から世界へ発信する製品作りをこれからも続けて行こうと決意したパリ展示会でした。











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